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バナー・LP・SNS画像に使えるデザイン指示書プロンプトテンプレート 要件漏れを減らす書き方

バナー・LP・SNS画像に使えるデザイン指示書プロンプトテンプレート 要件漏れを減らす書き方

このプロンプトは、デザイナーに渡す指示書のたたき台をAIで早く整えたい人向けです。制作依頼が口頭メモやチャットで散らばりやすい場面でも、目的・ターゲット・サイズ・トーン・禁止事項まで1回で整理しやすくなります。

向いているのは、マーケ担当、営業企画、広報、Web担当、そして社内外のデザイナーに依頼を出す立場の人です。狙う出力は長い作文ではなく、そのまま制作に回せる指示書形式です。

  • 何に使うか: バナー、LP、SNS画像、ホワイトペーパー表紙、広告クリエイティブの指示書作成
  • 誰向けか: デザイナーへの依頼を言語化したい非デザイナー、修正依頼を整理したい担当者
  • この記事のゴール: コピペできるテンプレート、変える項目、NG例、出力を安定させるコツまでまとめて使える状態にする

ここがポイント: 良いデザイン指示書は「センスの説明」ではなく、目的・対象・掲載場所・制約・優先順位が一目で分かる形にすることです。

目次

このプロンプトで何が変わるのか

デザイン依頼が伝わりにくい原因は、情報不足そのものより、必要な項目がばらばらに渡ることです。

たとえば「もっと目立たせて」「若い人向けに」「高級感を出して」といった表現だけでは、デザイナーは次の点を自力で補うことになります。

  • 何を最優先で目立たせるのか
  • どの媒体で使うのか
  • 競合とどう違えば成功なのか
  • どこまで変更可能で、何は変えてはいけないのか

AIに作らせるべきなのは、派手なコピーではありません。制作判断に必要な情報を、抜け漏れなく並べる下書きです。ここを押さえると、初回提案のズレと、何度も往復する確認が減ります。

コピペ用プロンプトテンプレート

まずは汎用版です。ChatGPT、Claude、Geminiなどの汎用LLMで使える前提で書いています。2026年4月時点の各社公式ガイドでも、明確な指示、文脈、例示、出力形式の指定が基本として案内されています。

あなたは、デザイナーに渡す実務用のデザイン指示書を作成するアシスタントです。

目的は、{制作物} の制作依頼を、デザイナーがすぐ着手できるレベルまで具体化することです。
抽象的な表現だけで済ませず、判断に必要な条件を整理してください。

以下の入力情報をもとに、日本語で「デザイン指示書」を作成してください。
不足情報がある場合は、推測で埋めすぎず、「要確認」と明記してください。


- 制作物: {例: Instagram広告バナー / LPのKV / 展示会パネル / 営業資料の表紙}
- 目的: {例: 申込数を増やす / 新サービス認知 / セミナー集客}
- ターゲット: {例: 30代の法人担当者 / 初心者投資家 / 採用候補者}
- 掲載場所・使用媒体: {例: Instagramフィード / X投稿 / 自社LP / Google広告}
- サイズ・点数: {例: 1080x1080を3案 / 1200x628を1点}
- 掲載期間: {例: 2026年5月1日〜5月31日}
- 入れたい要素: {例: ロゴ / 商品写真 / CTA / キャンペーン名 / 価格}
- 入れたくない要素: {例: 安売り感の強い表現 / 赤背景 / イラスト調}
- ブランドトーン: {例: 信頼感重視 / 高級感 / 親しみやすい / スタートアップらしい速さ}
- 参考イメージ: {URLや特徴を記載}
- 競合や比較対象: {例: 競合Aより堅すぎない / 業界平均よりモダン}
- 納期: {日付}
- 制作上の制約: {例: ロゴ改変不可 / 写真差し替え不可 / 文字量多め必須}
- 優先順位: {例: 1. CTAの視認性 2. サービス理解 3. ブランド統一感}


次の見出し順で出力してください。
1. 制作の目的
2. 想定ターゲット
3. 掲載媒体と利用シーン
4. 必須要素
5. NG要素・禁止事項
6. トーン&マナー
7. デザインの方向性
8. レイアウト上の優先順位
9. 要確認事項
10. デザイナーへの補足メモ

各項目は、短い説明のあとに箇条書きで整理してください。
曖昧語を使う場合は、可能な限り具体化してください。
「おしゃれ」「かっこいい」などの語をそのまま置かず、色、余白、写真の雰囲気、文字組み、情報量に言い換えてください。
最終行に、依頼文の抜け漏れチェックとして「不足している入力項目」を箇条書きで付けてください。

入力時に変える項目と、固定した方がいい項目

このテンプレートは全部を毎回書き換える必要はありません。変える部分と固定する部分を分けると、運用がかなり楽になります。

変える部分

案件ごとに差が出るのは、主にここです。

  • {制作物}
  • {目的}
  • {ターゲット}
  • {掲載場所・使用媒体}
  • {サイズ・点数}
  • {入れたい要素}
  • {参考イメージ}
  • {納期}
  • {優先順位}

特に重要なのは、目的と優先順位です。ここが弱いと、見た目は整っても成果につながりにくい指示書になります。

できるだけ固定したい部分

毎回ぶらすと出力が不安定になりやすいのは次の部分です。

  • 出力見出しの順番
  • 「不足情報は要確認と書く」というルール
  • 箇条書き中心で出す指定
  • 曖昧語を具体化させる指定
  • 最後に不足項目を列挙させる指定

ここを固定すると、案件が変わっても指示書の読み方が揃います。社内の依頼フローにも乗せやすくなります。

用途別の短縮テンプレート

長いテンプレートが重いときは、用途別に短縮して使えます。

SNS画像用

{商品・サービス}のSNS画像用デザイン指示書を作成してください。
目的は{目的}、対象は{ターゲット}、媒体は{媒体}です。

必須で整理する項目:
- 一番目立たせる要素
- 画像内に入れる文言
- トーン&マナー
- NG表現
- 推奨レイアウト
- 文字量の目安
- 要確認事項

出力は、短い説明+箇条書きでお願いします。

LPファーストビュー用

{サービス名}のLPファーストビューのデザイン指示書を作成してください。
目的は{CVポイント}の改善です。

入力情報:
- ターゲット: {ターゲット}
- 訴求軸: {訴求軸}
- 入れる要素: {要素}
- 競合との差分: {差分}
- 避けたい印象: {避けたい印象}

出力条件:
- ファーストビューの役割
- ヒーローエリアの構成案
- ファーストビュー内の優先順位
- 写真/イラストの方向性
- CTA周辺の見せ方
- NG案
- 要確認事項

修正依頼の整理用

以下の修正メモを、デザイナーに渡せる修正指示書に変換してください。
曖昧な感想を、修正箇所・修正意図・優先度に分解してください。


{ここにチャットや口頭メモを貼る}


- 修正箇所
- 現状の課題
- 修正意図
- 優先度
- デザイン上の注意点
- 要確認事項

NG例と改善例

同じ依頼でも、AIへの入力が曖昧だと、出てくる指示書も曖昧になります。

NG例

いい感じの広告バナー用の指示書を作って。若い人向けでおしゃれに。目立つ感じでお願いします。

これだと足りない情報が多すぎます。

  • 何の広告か分からない
  • 誰に何をしてほしいのか不明
  • どこで使うか不明
  • 「おしゃれ」「目立つ」の基準がない
  • 禁止事項や必須要素がない

改善例

Instagramフィード広告用のバナー指示書を作成してください。
目的は、無料セミナーの申込数を増やすことです。
対象は、BtoB企業のマーケ担当者で、AI活用に興味はあるが実務導入はこれからの層です。

必須要素:
- セミナータイトル
- 開催日
- 無料参加
- CTAボタン相当の訴求
- 企業ロゴ

避けたいこと:
- 派手すぎる煽り表現
- 安っぽい印象
- 情報過多で文字が読みにくい構成

ブランドトーン:
- 信頼感
- すっきりした余白
- 青系ベース

1080x1080で、初見3秒でも内容が伝わる前提で整理してください。
出力は、目的、ターゲット、必須要素、NG要素、レイアウト優先順位、要確認事項の順に箇条書きでお願いします。

改善後は、デザイナーが判断しやすい材料が増えています。とくに効くのは次の3点です。

  • 目的が成果指標に近い言葉で入っている
  • 媒体サイズと閲覧状況が入っている
  • 避けたい印象が禁止事項として切り出されている

出力を安定させるコツ

ここは実務で差が出やすい部分です。単に長く書くより、AIが迷わない形に整える方が効きます。

1. 先に「何の文書を作るか」を指定する

「デザイン案を考えて」ではなく、「デザイン指示書を作成して」と文書種別を先に置きます。これだけで、発想寄りの出力ではなく整理寄りの出力になりやすくなります。

2. 曖昧語は言い換えルールを入れる

「高級感」「信頼感」「親しみやすい」は、そのままだと人によって解釈がずれます。

AIへの指示で、次のように具体化させると安定します。

  • 色: 落ち着いた寒色系、彩度低め、差し色は最小限
  • 写真: 人物あり/なし、実写/イラスト、寄り/引き
  • 文字: 情報量多め/少なめ、見出し強め、本文は抑える
  • 余白: 詰める/広めに取る

3. 「不足情報は要確認」と明記する

足りない情報をAIが勝手に補い始めると、見た目は整っても危険です。納期、サイズ、ロゴ使用条件、法務表記の有無は、案件によっては制作物そのものを左右します。

不足項目を最後に列挙させる指定は、かなり実務向きです。

4. 出力形式を固定する

公式ガイドでも共通しているのは、明確な指示と構造化の重要性です。見出し順や箇条書き形式を固定すると、毎回読み直す負担が減ります。

5. 必要なら例を1つだけ添える

出力がぶれやすいときは、理想に近い短い見本を1つだけ入れると整いやすくなります。例を増やしすぎると、逆に不要な癖まで引きずることがあります。

ChatGPT・Claude・Geminiで使うときの考え方

モデル名ごとの細かな機能差は更新が早いので、ここでは2026年4月時点でも共通して通用しやすい使い分けだけに絞ります。

  • ChatGPT系で使うとき: 出力見出し、禁止事項、チェック項目まで細かく指定すると安定しやすい
  • Claude系で使うとき: 長めの背景情報や制約をまとめて渡し、要確認事項を分けて出させる運用と相性がよい
  • Gemini系で使うとき: タスク、文脈、出力形式を分けて書くと整理された出力になりやすい

大事なのはモデル名より、役割、入力情報、制約、出力形式を分けて書くことです。ここが崩れると、どのモデルでも品質は落ちます。

活用例

このテンプレートは、完成品のデザインを直接作るためだけでなく、依頼前後の整理にも使えます。

依頼前の要件整理

社内メモや口頭指示をまとめ、デザイン依頼書のたたき台にする使い方です。

向いている場面:

  • キャンペーン開始前で情報が散らばっている
  • 関係者が多く、認識を先に揃えたい
  • デザイナーに渡す前に不足項目を洗いたい

初稿への修正依頼整理

フィードバックが「なんとなく違う」に寄っているときほど有効です。

  • 感想を修正箇所に分解できる
  • 優先度を付けられる
  • デザイナーが再解釈しやすい形に変えられる

外注先との共有文面づくり

制作会社やフリーランスに依頼するとき、チャットの断片ではなく、1枚の指示書として渡したい場面でも使えます。特に、素材の有無、改変可否、納期、確認フローは先に整理しておく価値があります。

依頼前チェックリスト

最後に、AIへ投げる前の確認項目を置いておきます。

  • 制作物の種類は具体的か
  • 目的は「何を増やす・伝える・防ぐか」で書けているか
  • ターゲットは年齢や属性だけでなく状況まで入っているか
  • 掲載媒体とサイズがあるか
  • 必須要素と禁止事項が分かれているか
  • ブランドトーンが曖昧語だけで終わっていないか
  • 優先順位が明示されているか
  • 足りない情報を「要確認」に逃がせる形になっているか

デザイン指示書のプロンプトで一番効くのは、気の利いた表現ではありません。誰が見ても制作判断に必要な条件が並んでいることです。まずは汎用テンプレートを固定し、案件ごとに目的・媒体・優先順位だけ差し替える運用から始めると、修正往復の無駄が減りやすくなります。

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